2017年9月2日土曜日

募集要項 募集定員


昨年から話には聞いていたけど
 今年度から募集要項が変更されましたね

2018年度 募集定員

日本語や日本文化への理解が不十分な外国人児童で、H24.4.1以降に来日し、かつ日本国籍を有しない児童:30人 

海外から帰国した児童で、H24.4.1以降に帰国し、かつ継続して1年以上海外に居住した児童:30人 

本校の教育目標を理解し、留学や海外での生活等を目指して特に入学を希望する児童:20人 

このようになっています
大きな変更点として、外国人の場合 「来日した時期」と「日本国籍の有無」が追加定義されました
帰国子女に付いても海外での生活期間や帰国時期などの規定をある程度厳しくすることによって、外国人枠、帰国子女枠での合格倍率と日本人枠受験での倍率の差による不公平感の緩和と、受験の為に一時的に国外で長期滞在して戻って来るという裏ワザ(?)の防止になるのかな?

まぁ日本人枠の倍率が約7倍で外国人枠が2倍程度、帰国子女枠は2倍以下なので、その点だけ見れば不公平感が有るかも

しかし、外国人の親を持ち日本で生まれ育ったからといって、必ずしも日本人親で日本育ちの子供さんと同じ条件とは言い切れない面も存在すると思います

特に母親が外国人で日本の在住期間が短い場合、元々親日家で来日以前から日本に興味があり日本の事や日本語を勉強したりしていたなら別ですが、多くの場合は来日してから日本語を覚えたか、来日直前に少し習ったなどが多いのではないかと思います

そういった場合、やはり日本の文化や習慣、日本語の細かいニュアンスなどを子供に教えるには限界が有ります
もちろん父親が日本人で、子育てに十分理解が有り、子育てに十分参加出来ていれば良いのですが、なかなかそうは行かないのが現実かと

我が家でも一番困ったのは、幼児期の「絵本の読み聞かせ」でした
母親は、ひらがな、カタカナは読めても全ての言葉の意味がわかるわけでは無いので、子供に上手く説明してやることが出来ないのです

文字を教えるのも やはり難しかったようでした

そんなことを考えると、外国人でも日本生まれの日本育ちなら日本人と全く一緒というのは必ずしも当てはまらないということも認識して頂けるとありがたいです

今回の変更により、外国人として願書を出せる人が減り、日本人としての出願に回った場合、逆に今迄以上に合格率に差が出来てしまうのではないかと危惧します



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