その昔、そう1970年に開かれた大阪万博のころがキッカケではないかと思いますが、それまでの日本人の海外に対する見方、考え方が一変したように思います
それまではテレビの海外取材番組といえば、「兼高かおる 世界の旅」くらいで、英語のゲストが出る番組の通訳には鳥飼久美子さんやほんの数人の英語に堪能な方が出演するのが相場でした
しかし、大阪万博で外国人コンパニオンを間近に見て、中には会話された方もおられたと思いますが、海外がグンと身近に感じられ、テレビでも兼ね高かおる 世界の旅 のように、色々な国の豪族、貴族、政府高官などの生活や祭りなどの取材ではなく、レポーターと呼ばれる一般視聴者に近い人々による、ごく一般的な街の暮らしなどが紹介され始めました
そんな番組を見て当時の私は、オーストラリアに移民したいと考えるようになり、色々調べたのですが、当時はまだオーストラリアに白豪主義が有り、有色人種に対する偏見もかなり残っているとかで、諦めてそれならばとニュージーランドにターゲットを変えました
しかし、、、、
当時の一般的な日本人のニュージーランドに対する認知度は非常に低く、羊が多い国で、オーストラリア近くの島国 程度の知識の人がほとんどでした
当時アチコチの本屋でニュージーランドに関する本を探し回ったのですが、観光旅行のガイドブックが数冊有る程度で、唯一「アサヒグラフ」の一冊でニュージーランド特集が取り上げられて、写真が数ページ載っていた程度でした
今のようにワーキングホリデーや個人留学のシステムが当時に有れば、絶対に行っていたと思います
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